無痛整体と痛みのあるボキボキする一般的な整体の違いについて簡単に説明しましょう。
無痛整体とは何か？
整体の中でも身体に負担をかけずに、痛みを取り除くことを目指す治療法を無痛整体と呼んでいます。この方法では、強い力や急激な動きを使わず、優しく身体を調整します。
具体的には、骨や関節、筋肉に軽い刺激を与えながら、身体の自然な動きを促すことで、体内のバランスを整えます。これにより、痛みを感じることなく、身体が本来持っている回復力を引き出します。
痛みのある一般的な整体との違い
一般的な整体では、筋肉や関節に大きな圧力を加えたり、強いストレッチや関節の矯正を行うことがあります。これによって、一時的に痛みを感じることがあるかもしれませんが、これは筋肉や関節が強制的に調整される際に生じるものです。
これに対して、無痛整体は患者さんの体を優しく扱い、リラックスした状態で治療を行うため、痛みを感じることがほとんどありません。
無痛整体のメリット
無痛整体の大きなメリットは、痛みが苦手な方や敏感な方でも安心して受けられる点です。また、強い刺激を加えないため、治療後に身体がだるくなることも少なく、むしろ身体が軽く感じられることが多いと言えます。さらに、身体全体のバランスを整えることに重点を置いているため、根本的な改善が期待できます。
効果は大丈夫か？
一見すると強い力を掛ける普通の整体の方が効果が大きいと思われるかも知れません。ですが、無痛整体でも十分な効果があり、多くの患者様にご満足いただいております。
また、三愛治療室では総合整体を取り入れており、特定の筋肉や関節に強い不調がある場合は、はり・きゅう・指圧を併用したり、トリガーポイント治療を取り入れる事で最速の効果を上げています。
音は効果と関係ありません
普通の整体で骨が鳴るのは、関節内で起きる「キャビテーション」と呼ばれる現象が主な原因です。
関節には関節包と呼ばれる袋があり、その中には関節液（滑液）が存在します。この液体は関節の潤滑剤として機能しています。整体の矯正や関節の急な動きが加わると、関節包内の圧力が急激に変化します。この圧力の変化により、関節液の中に溶け込んでいるガスが気泡として現れることがあります。
急に作られた気泡が関節の動きに伴って破裂すると、「ポキッ」や「バキッ」といった音が生じます。これが骨が鳴ると感じられる音の正体です。この音は、実際には骨同士が擦れ合ったりぶつかり合ったりしているわけではなく、気泡が破裂する際の音です。
この音も、原因である気泡の破裂も、整体の効果とは関係ありません。気分的に「スッキリした」と感じる事はありますが、治療効果がある訳では無いばかりか、むしろキャビテーションエロージョンと呼ばれる破壊効果があるため、鳴らすべきではありません。
治療の効果は音の有無に左右されるものではないことを理解しておきましょう。
まとめ
三愛治療室では、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、最適な治療法を提案させていただいております。無痛整体は、安心して治療を受けたい方、身体に優しい治療を求めている方に特にお勧めです。
「整体に行きたいけど痛いのは嫌だし」と躊躇されているなら、骨を鳴した痛みのある歪み調整は行わない無痛整体をお試しください。
